店内の設備

補聴器特性測定器は、音量や音質などを測定することで、補聴器が正常に機能しているかどうかを診断するために使用します。

車を車検に出すのと同じように、補聴器も定期的なチェックが必要です。

また、補聴器が聞こえに合わせて適切に調整されているかどうかを判断するためにも補聴器特性測定器は役立ちます。

当店の測定室は、足の不自由な方が車イスに座ったままでも入室できる広さに設計されています。

裸耳（補聴器なし）と、装用時（補聴器使用時）の聞こえを測定することができるため、補聴器の効果がどのくらいあるかを目で見てご確認いただく事が可能です。

補聴器には、汗やホコリ・耳垢などさまざまな汚れが多く付着します。

補聴器メンテナーは、汚れを吸引、吹き飛ばし、真空乾燥による除湿ができる補聴器のメンテナンスには欠かせない道具です。

実耳測定器は、プローブと呼ばれる極細のシリコンチューブを外耳道に挿入し、補聴器から出力された音が鼓膜付近でどのように変化しているかを測定する機器です。

実耳測定器は、欧米の聴覚ケアの専門家たちの間で高い評価をされていますが、日本ではあまり見かけることがありません。

当店は、実耳測定ができる数少ないお店です。

耳型の修正や補聴器を耳から取り出すためのつまみ（テグス）の取り付けなど、簡単な修理や加工を行います。

一昔前は、半田ゴテを片手に顕微鏡を見ながら切れた配線の手直しなどよく修理していました。